『Color Accent』-モノクロ写真の一部をカラー化!パートカラーアプリ
とにかく簡単
どうも、心の色が灰色のおにくちゃんです。
映画や広告ポスターなどでモノクロの映像・写真なのに一部分だけがカラー化されているものを見たことはありませんか?有名な映画で言えば『シンドラーのリスト』でモノクロの映像の中に赤い服を着た少女が現れるシーンがそれです。
これは「パートカラー」という表現方法で、色を付けた部分を強調したりメッセージ性を高めたりするときによく使われます。こんな映画やポスターなんかで使われるような表現方法がスマホアプリでも簡単にできてしまうんです。
そんなパートカラーを簡単に表現できるアプリが『Color Accent』です。
※この記事に掲載されているアプリは記事を書いた時点での価格・情報となります。場合によっては価格が変動・ストアから削除されている可能性がありますのでApp Store、Google playでお確かめください。
アプリ概要
使い方
『Color Accent』でパートカラーを表現するのはとっても簡単です。
よく、色を付けたい部分だけをぬり絵で塗るようにしていくアプリもありますが、それよりももっと簡単にできてしまいます。
まずはサンプルとなる写真の紹介から。
フリー画像でダウンロードした綺麗なひまわりの写真を使って説明していきたいと思います。写真は普通に色がついているもので大丈夫です。むしろモノクロ写真からではできません。
アプリからこの写真を選択して開きます。
△スッキリとしたインターフェース
下部メニュータブの一番左側にある細胞みたいなアイコンを押すとスポイトマークが出てきます。この状態で画面を長押しして残したい色を選択していきます。
残したい色が決まったらその色の箇所で指を離します。
するとどうでしょう、選択した色に近い部分だけが残り、あとはモノクロ画像に変わってしまいました。これだけでもそれっぽい写真に出来上がっているのですが、色の選択度合いを変えることもできるんです。
選択度合いを変えるにはスポイトマークの横に出てきた抽出した色を押します。
度合いを変えたい色を選択すれば「+」と「-」のバーが出てきます。
ここで調整することで、いかにスポイトで選択した色に近いものだけを残すか、多少選択した色とは離れていても似ている色を残すか調整できます。
もしスポイトで選択した色が気に入らなければゴミ箱マークから消すこともできます。
スポイトで抽出できる色は一色だけとは限りません。
ひまわりの緑の部分も残したければ緑色を抽出して残すことも可能です。
複数の色を残せることで二色でも三色でも表現できたり、同色系の濃淡も表現できたりします。
自動抽出の他にもぬり絵のように手動で色をつけたり消したりもできます。
手動で色をつけたり消したりするには下部メニュータブの左から二番目にある色鉛筆アイコンを押します。これは自動抽出で無駄に色付けされてしまったり、同じ色でも一部分だけを残したい時などに使えます。ペンツールや消しゴムツールと同じ感覚で色を付けたり消したりすることができます。
「Add Color」を押すと塗った部分だけの色が復活します。
「Remove Color」では逆に塗った部分だけの色がモノクロに戻ります。
例えば、一輪のヒマワリだけの色を残したい場合は手動で塗り消しするとうまくいきます。
ペンの太さが選べなかったり拡大しても端が塗りにくかったりするので細かい作業はあまりできませんが、ちょっとした箇所の修正ならこの程度でも十分です。色を塗り消ししている最中は「一つ戻る」ボタンのようなものがないので「Add Color」と「Remove Color」を繰り返すしかありません。
ちなみに「Add Color」、「Remove Color」の横にある時計マークのアイコンを押せば作業前に戻ることもできます。
△チェックマークを外すことで塗った場所や消した場所をリセットできる
画面下部メニュータブの一番右にあるアイコンを押せばフィルターにかけることもできます。
モノクロの中に雰囲気のフィルターをかけることができ、より一層オシャレな写真へと変貌を遂げます。こちらも「+」と「-」のバーを調整すればフィルターがけの度合いを調整できます。
ちなみに画面下部メニュータブの右から二番目にある絵文字のアイコンではステッカー機能が使えるようなのですが、「Add Sticker」ボタンを押すと必ず落ちるので使えません。バグ修正のアップデートを待つか、ボタンを押さないようにしておくことをおすすめ致します。※アップデートで修正されました。
基本的な使い方は以上です!
サンプル集
いくつかサンプル集を作ってみましたのでご紹介します。
まずはこの美しい空と草原のコントラストの風景写真から!
この画像を使って色を抽出するとこんな感じになります。
空と草原を分けて作ってみました。
空の場合は青色を抽出して色の選択度合いを高めただけで作れました。草原は薄めの緑の部分や木の陰になっている濃い緑の部分を何色か抽出して選択度合いを高めました。
つづいて人物のサンプルです。
こちらの女性の服の色部分だけを残したいと思います。
こちらは服の色と肌の色が似ていたので色を自動抽出するだけではうまくいきませんでした。なので手動で不要な部分を消していき調整しました。拡大すると修正の仕方が粗い部分も見えてきてしまいますが、この程度の画像の大きさならほとんどわからないレベルですね。
まとめ
大した作業もせず簡単にパートカラー加工ができるアプリのご紹介でした。
「Add Sticker」ボタンを押したりセーブ時にたまにアプリが落ちたりすることもありますが(修正済み)、こんなに簡単にパートカラー加工ができれば十分と言えるでしょう。それにもしかしたらiPhone 7などの高スペック機種で使えば落ちるとも限りませんしね。とっても使いやすく精度の高いアプリでした!
みなさんもパートカラー加工でいろんなオシャレ写真を作ってみてくださいね!
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