『彼女の涙が僕を人間にした』-ストーリー付きの性格診断アプリ
三要素の性格診断アプリ
性格診断テストというと質問に何問か答えてその結果により総合判断するというものが一般的です。質問数にもよりますが、早くて数分で診断結果がわかる占いにも似た娯楽の遊びです。
しかし、今回ご紹介する『彼女の涙が僕を人間にした』という性格診断アプリはその常識を覆す内容となっております。
※この記事に掲載されているアプリは記事を書いた時点での価格・情報となります。場合によっては価格が変動・ストアから削除されている可能性がありますのでApp Store、Google playでお確かめください。
単刀直入に言ってしまいますとこの性格診断アプリには、
性格診断+ストーリー+ミニゲーム
の3つの要素が含まれています。
そして診断は衝撃的な内容から始まることに・・・・・・。
アプリ概要
診断が始まると、どうやらあなたは診察室に来ているようです。
お医者さんらしき人が目の前に現れます。このお姉さんが質問を連続的に投げかけて診断していくと思いきや、どうやら違うみたいです。そしていきなり衝撃的な告白を・・・。
「私、人を殺してしまったの」
・・・・・・診察を受けに来たはずが、急にお医者さんからセンセーショナルなカミングアウトを・・・!!
「お姉さんがまずなにかしらの診察受けた方がいいんじゃね?」と心の中で叫びながらもひとまず話を聞くことに。
しかし、焦らしの得意なお姉さんは話を途中で切り止め、本来の診察の説明へ。
どうやら診察はある物語を聞かされながらやっていくようです。
主要人物は二人で、「よしお」というロボットの少年と、「みよちゃん」という人間の女の子が登場します。
誰からも「ロボット」と呼ばれるよしおのことをただ一人名前で呼んでくれるみよちゃんに、よしおは恋い焦がれているという設定(もはやロボットあるあると呼んでもいいでしょう)です。
物語のストーリーが進んでいくとやっと診断の質問がお姉さんから投げかけられます。
質問内容は割と一般的な感じで、四択の中から一つだけ答えを選びます。真面目に考えすぎると自分にとって魅力的な本がどのようなものかを長時間考えてしまいそうなので、直感で選びましょう。
答えを選ぶと、その質問ごとに性格診断の結果を教えてくれます。
△ええ、当ってますとも。
しかし、これはあくまで診断結果の一部なのでこれですべて終わったわけではありません。(当然か)
「よしお」と「みよちゃん」のストーリーで必ず出てくるのが「DAI語(アーティストのDAIGOさんがよく使っているアレです)」と呼ばれるアルファベットの略語です。(ゲーム内では「モテ語」と表記)
このアルファベットの略語はロボットのよしおにとっては理解不能の言葉です。ですので、言葉を理解させるためにもちょっとしたミニゲーム(?)をする必要があります。
画面上に浮かび上がってくるアイテムをよしおの脳にインポートさせ、リンク率が100%になると言葉を理解することができます。
基本的にこの流れで話は進んでいき、これが全10話構成で成り立っています。
すべての話が終わるとついに総合診断結果を見ることができます。
ストーリーの内容はとてもユーモラスで読みやすく、さらに医者のお姉さんのサスペンスチックな話も徐々に真相が明かされていきます。性格診断系のアプリでここまで興味を惹きつけるものは他にはなかったと思います。
ただ、一つ難点を挙げるとなると、すべての質問を踏まえた総合診断が出るまでに時間がかかりすぎることです。性格診断アプリだからといって気軽に結果が出るものだと思ってはいけません。特に「よしお」にアルファベットの略語を覚えさせるミニゲームは時間がかかります。
ストーリー込みの性格診断アプリなのでどうしても終わるまでに時間を要してしまいます。そこさえ理解できればとっても楽しめる性格診断アプリであることは間違いありません。
総合診断結果もそうですが、「よしお」と「みよちゃん」の甘酸っぱい恋の行方も気になってしまいます。
まとめ
なかなか斬新な性格診断アプリが現れたものです。
気軽にできるジャンルのものをあえて時間をかけさせて人の心を惹きつけさすんですからアッパレというものです。いつのまにか診断結果なんかどうでもよくなってる自分がいたりします笑。それだけストーリーに引き込まれてるんですかね!
こちらもよければチェケラ!
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