ポケット戦国
どうも、おにくちゃんです。
アプリストアには三国志や歴史ものの”本格派シミュレーションゲーム”と謳っているアプリが数多くありますが、その内容にシミュレーションゲーム好きとして満足できるものは中々ありません。「緊張感を味わえたり、国を大きくしている実感を味わえるようなシミュレーションゲームはないのか!」と思っていたら、ありました笑。
それが今回ご紹介する『ポケット戦国』です。
※この記事に掲載されているアプリは記事を書いた時点での価格・情報となります。場合によっては価格が変動・ストアから削除されている可能性がありますのでApp Store、Google playでお確かめください。
ゲーム概要
ゲームの流れ
『ポケット戦国』はリアルタイム戦国シミュレーションゲームです。
プレイヤーは戦国大名の一人となって、内政や外交を繰り返し天下統一を目指すのが目的のゲームです。「リアルタイム」とあるようにターン制なるものではなく、国を発展させるのも攻撃を仕掛けられるのもすべてリアルタイムで行われます。気を抜いている暇はないということです!
ゲームを始めるとまずはシナリオを選ぶことになります。
誰もが歴史の授業で習った「桶狭間の戦い」と「信長包囲網」の2つから選ぶことができます。「おけはざまってなあに?」という人は日本史の教科書の真ん中あたりを開いてみよう!笑
そして次に好きな戦国大名を選びましょう。
△好きな大名のいる城をタップ!
△やっぱり織田信長
シミュレーションゲームですが、史実に沿ったイベントが満載!
早速ですが今川軍が領地に攻め入ってきます。
今川義元を討つべく、織田信長自ら出陣します。
△信長はガッツリ名古屋弁…笑
イベントは一定条件を満たすと発生するのでやり応えもバッチリ!歴史を知っていれば知っているほどイベントに出会える確率も高まるかもしれませんね…笑。
内政・外交
領土を広げる前にやらなければならないのは、やはり内政・外交です。自国を発展させなければ天下統一はもちろん、目先の戦いにすら勝利できませんからね!
このゲームの内政・外交パートはやれることがとても多いです。
まずは城主のいる城をタップし「評定」というボタンを押してみましょう。
すると、城の強化や軍事訓練、同盟や資金要請など、内政・外交ができるメニューがズラリ!シミュレーション好きにはドキドキワクワクが止まらないのではないでしょうか笑。『信長の野望』や『三国志』シリーズで遊んだことがある人なら親しみやすいかと思います。
ですが、こういったシミュレーションゲーム初心者の方にも安心です。
初見ではわかりづらいようなゲームシステムも、「ヘルプ」が充実しているためわかりやすい!「これはどういう効果があるんだろう?」と思ってもすぐにヘルプで確認することができますよ!とっつきにくめの内政・外交パートをしっかり説明してくれているのでありがたいです。
他国に攻め入ろう!
さて、自国の発展が波に乗ってきたらいよいよ他国に攻め入る時です。他国の城へと攻撃をするには武将を移動させることで可能になります。
まずは武将が在城している城をタップし、「○○軍団」と書かれたボタンを押します。
次に、「移動」というボタンを押し、移動させる武将を選択します。
移動させる武将を決定したら、次に移動先を選択します。
△隣国を攻める!
△斎藤家!覚悟!
攻め入った他国の城に武将がいないと城自体に攻撃をし、城Lvのステータスが0になると城を占領することができます。ただし、ほとんどの場合は攻撃している城に敵が武将を救援してくるので、そこで初めて争いが始まります。
敵軍団と遭遇すると戦いの始まりです。
△自軍・敵軍の人数が表示されるのでわかりやすい
敵と遭遇すると「会戦」「自動」「退却」の3つのメニューから選択できます。「会戦」を選択すると、軍を自分で操作して敵と戦うことができます。
「会戦」を選択した時の戦い方ですが、まずは部隊の配置を決めましょう。
プリセットされた陣形から選択することもできますし、部隊をドラッグして自由に配置することもできます。本当に武将になって部隊を率いているみたいですね!
配置が決まれば、いざ勝負の時です。
部隊の移動もマニュアルで行うことになります。
移動のさせ方は簡単で、部隊をタップしながら進ませたい経路をなぞっていきます。経路が指定出来たらあとは部隊の向く方向を決めるだけです。
部隊を一つ一つ動かせるのはもちろん、一度に複数の部隊を同時に動かすことも可能です。
一つの部隊を動かすときは向く方向を指定できますが、複数の部隊を選択して移動させると向く方向を指定できないので注意が必要です。
部隊を移動させればあとは自動的に戦ってくれますが、武将が適性のある兵科を率いている場合は特殊技能を使うことも出来ます。
特殊技能を使うためには戦いが始まってから一定時間経過後に使用可能となります。「鼓舞」や「撤退」に関しては全軍に行うことができます。
そして、敵軍の士気を落として敗走させたら勝利です!
敵軍と遭遇時に「会戦」を行わなくても「自動」で決着をつける方法もあります。
「自動」を選択すれば、その名のとおりすべて自動で戦ってくれます。マニュアルで戦うのが面倒な時や、圧倒的な戦力差の時などに使うと便利で時短にもなりますね!
兵を失ったら
戦いに勝利しても無傷で終わるなんてことは滅多にありません。
そこで今後の為にも失った兵を補充しなければなりません。兵の補充の仕方は武将選択から行います。
まずは補充したい武将のいる城をタップし、「○○軍団」ボタンを押します。次に「徴兵」というメニューを選択しましょう。
兵を補充したい武将を選択し、どの城から兵を集めるかを決めます。
徴兵方法は2種類あり、「住民から徴兵」と「傭兵を雇用」から選択できます。
△お金は大事だよ笑
「住民から徴兵」する場合は城の人口や徴兵可能人数などが減少します。「傭兵を雇用」すれば城の人口などは減少しません(徴兵可能人数は減る)が、兵舎がある城でなければ雇用することはできません。
兵の補充をしてもすぐに補充されるわけではなく日に日に増えていくので、余裕のあるうちはなるべく早く補充しておくと奇襲をかけられたときに対処できるでしょう。
武将の雇用
部隊を率いる武将も争いで討ち取られたり寝返る可能性があります。
そういった場合は新しく武将を雇用して戦力を増やしていきましょう。
「評定」の「人材雇用」を選択し交渉役の武将を決めたら、自国の城に在城している武将を選択し交渉を始めます。
交渉がうまくいけば見事に自国の武将となってくれます。
ボリュームがスゴイ
とにかくこのゲームはボリュームが半端ないです。
それはマップを見るだけでも一目瞭然!
「日本ってこんなに広かったんだ…!」と思わせるくらい各地に武将がひしめき合っています笑。こりゃあ天下統一は一筋縄ではいかないなというのを感じさせてくれます(それを現実で行った豊臣秀吉、あんたすごいよ笑)。
300のお城と1000人を超える武将が登場するんですからね!もう日本史好きは鼻血出してぶっ倒れてるんじゃないでしょうか笑。歴史好きもシミュレーションゲーム好きも満足できる内容のゲームで間違いなさそうです!
まとめ
大手メーカーでこういったシミュレーションゲームが出るならまだわかりますが、これを個人で制作してるんですから凄いですよね…。よっぽどの熱意がなきゃこんな大作作れませんよ笑。
大人はまず間違いなく楽しめるシミュレーションゲームではありますが、日本史を勉強中の小学生や中学生にも遊んでもらいたいと思わせるゲームです。私も三国志の人物はゲームで覚えましたから(笑)、歴史上の人物や流れを覚えるならうってつけのゲームと言えます。
「ポケット」というだけあって手軽さもありますし、やり込み要素も満載です。勉強も兼ねて遊んでみてはいかがですか?大人も子どもも楽しめる、そんな戦国シミュレーションゲームです。
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