Assembly
どうも、おにくちゃんです。
プロの漫画家さんがこんな事を言っていました。「漫画の擬音や効果音も絵の一つだ」と。たかが文字、されど文字。文字一つでさえも作品の一つなのだと。つまり、ロゴも一つの作品として作ることが大事ということですね。しかし、誰もが芸術的センスを持っているとは限りません。
そんな時は『Assembly』というアプリで、簡単にロゴを作成してみましょう。
※この記事に掲載されているアプリは記事を書いた時点での価格・情報となります。場合によっては価格が変動・ストアから削除されている可能性がありますのでApp Store、Google playでお確かめください。
今回はこの『Assembly』を使ってロゴを作ってみたいと思います。しかし、作るのはロゴのイラストだけで、文字は作りません(話の流れをいきなり無視)。文字づくりに特化しているわけではありませんが、応用すれば作れないことも無いでしょう。そこらへんはもう投げやりです!
アプリ概要
まずは『Assembly』の概要や簡単な説明から。最初から用意されているパーツを組み合わせて、イラストやロゴなどを作れます。ドローイングアプリのように、フリーハンドで何かを描くということが無いので、誰でもセンスのあるイラストを作り上げることができます。まずはどんなものが作れるか完成品から見ていきましょう。
私が作りました…と言いたいところですが、最初から入っているサンプルです笑。こんなオシャレな作品作れません。センスや技術のある人が作れば、こんな作品も作れるということです。こちらのゾウさんは、パーツをただ組み合わせただけなんです!
『Assembly』は全て英語なので、多少の慣れが必要ですが、いじっている内にすぐに覚えられるくらい簡単です。それでは使い方や機能の説明をしていきましょう。
画面下部にある「Shapes」というメニューを押すと、様々な形のパーツが出てきます。ここからパーツを選ぶことで、紙の上に選んだパーツが現れます。パーツは一つのオブジェクトになっているので、移動や拡大・縮小、左右反転や回転など自由自在です。パーツは紙の上に出した順に重なり、「前面/背面」ボタンで重なりの調整ができます。
画面下部メニュー説明
- Artboard
カメラロールから写真を取り込んだり背景色を変えられる
- Shapes
様々な形のパーツを選んでイラストが作れる
- Styles
パーツに枠線や影などをつけれる
下部メニューの「Styles」を選べば、色の透明度や枠線の有無、影の調整などができます。特に難しい設定も無いので、いじりながら調整していると、すぐに機能の特徴を覚えられます。
基本的な機能はこれだけで、あとは作品を作っていくだけです。それでは早速ロゴを作っていきましょう。
『Assembly』でロゴ作成
今回は画像のようなキャラを作っていきます。
こいつです笑
このキャラを『Assembly』を使って作成していきます。ほとんど円で構成されているので、すぐに出来上がりました。まずは輪郭の目安となる円を作り、その上から更に円を重ねていきます。
輪郭の目安になる円は「Stroke」で枠線をつけます。その枠線に沿って色付きの円を配置していきます。枠線の上に乗せる円の大きさが決まれば、あとのパーツは複製ボタンで複製し、色だけを変えて配置していきます。ピンクの円が一番上に配置されたいので、複製した円を背面ボタンで背面に持って行きます。
それが完成したら、次は青い電話の部分を作っていきます。
電話のパーツが無いので、電話の形に似たパーツを見つけ、組み合わせて作っていきます。まずは電話を手で持つ部分に似た曲線パーツを配置していきます。はじめは「C」のような向きになっているので、回転ボタンと拡大・縮小で調整していきます(拡大・縮小はオブジェクトを選択して、点線の端に付いている「○」の部分を指で引っ張ります)。
あとは電話の受話口と送話口の部分を、似たようなパーツで補います。それを上手く具合に組み合わせて、さらに目と口をつければ完成!
どうですか、この出来!!センス無いでしょう!!笑
センスのある人が作れば、もっと上手くできるのでしょうが、私のセンスではこれが限界です笑。しかし、こんなに簡単にロゴが出来てしまいました。製作時間5~10分くらいです。これをパソコンで作ると…あ、同じくらいか。
まとめ
美術の時間でやったような、色紙を自分の好きな形に切って紙に貼り付けていく作業に似ているので、誰もがアート作品を作ることができます。使い方さえ慣れれば本当に簡単です。色彩さえ間違えなければ、滅茶苦茶オシャレでアーティスティックなものが出来上がります。オシャレなアート作品を作ってみたかったら、『Assembly』に頼ると良いかもしれませんね!
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