TouchRetouch
どうも、おにくちゃんです。
『TouchRetouch』というアプリは昔からある写真修正アプリで、写真の中の不要な部分を消せるという魔法のようなアプリです。例えば、「景色を撮ったはいいけど知らない人が写り込んでしまった」「この木さえ無ければ…」なんて時に効果を発揮してくれるわけです。
以前から素晴らしいアプリであることは間違い無いのですが、最近のアップデートで加工の精度が上がった(ような気がする)ので、使い方と併せてご紹介いたします。
※この記事に掲載されているアプリは記事を書いた時点での価格・情報となります。場合によっては価格が変動・ストアから削除されている可能性がありますのでApp Store、Google playでお確かめください。
アプリ概要
『TouchRetouch』は写真の中の不要なものを消せる写真修正アプリです。
使い方
サンプル1
まずはサンプルとなるフリー画像のご紹介から。
こちらの街灯輝く東京駅の写真を使って実践していきます。これだけでも何の問題も無い写真ですが、丁度人がたくさん写っているので、この人物を消していくことにしましょう。
まずはこの写真を『TouchRetouch』から開きます。
次に下部メニューの一番左にあります「オブジェクト除去」を選択します。
「オブジェクト除去」を選択すると「ブラシ」という項目が出てくるので、選択して消したい人物を塗りつぶすように塗っていきます。
消したい人物を塗りつぶすことができたら、右下に現れた「GO」ボタンを押して加工をスタートさせます。ほんの数秒で加工は終わります。
そして出来上がったのがこちら。
△加工前
△加工後
人物がいなくなったのはもちろん、あたかも最初からそこに人がいなかったかのように、背景も綺麗に加工されています。
この調子で全ての人を消していきます。
ちなみに「投げ縄」を使えば、消したいものを線で囲うだけで範囲内を塗りつぶしてくれるので、大きいものを消したい時に便利です。「消しゴム」は塗りつぶした範囲を消す機能です。
消したい人物を全て塗りつぶしたら、あとは「GO」ボタンを押すだけです。
どうでしょう、あんなにいた人物が綺麗さっぱり消えていますね。背景の崩れもほとんどわからない程度でおさまっています。
画像を保存したい時は、画面右上のボタンを押して「ギャラリー」を選択すれば、カメラロールに保存できます。
サンプル2
もう一つ別の写真で消せるか試してみましょう。
サンプルとなるフリー画像はこちらです。
こちらの東京タワーが綺麗な夜景の写真を使っていきます。この写真で絶対に消してはいけないのが東京タワーですが、あえてここは東京タワーを丸ごと消したいと思います。
やり方は先程とまったく同じです。
『TouchRetouch』でこの画像を読み込み、「オブジェクト除去」から東京タワーを塗りつぶして「GO」ボタンを押します。
大きめの東京タワーでも綺麗に消すことができました。
東京タワーが映えていた写真でしたが、東京タワーを消すだけで、何でも無いビル群の夜景になってしまいましたね。こちらも非常に綺麗に消えているのがわかります。
消し方によっては、空がビル群の中に食い込むように消えてしまう時がありますが、もう一度食い込んだ空の部分だけ「ブラシ」で塗りつぶして加工すると、自然に修正できることもあります。
一度で綺麗に消えなくても、やりようによっては修正できるというのが強みですね。
その他機能
「オブジェクト除去」機能以外にも便利な機能が付いています。
クイックリペア
- クイックブラシ
「クイックブラシ」を使えば、「オブジェクト除去」機能同様にオブジェクトを消すことができます。「GO」ボタンは存在せず、ブラシで塗り終わった瞬間に加工がスタートされます。
- ブレミッシュリムーバー
写真をタップするだけで、その周辺のオブジェクトを除去してくれます。顔のシミやニキビなどを消したい時に使える機能です。
ライン除去
- ラインリムーバー
電線やロープなどのラインを除去できる機能です。「ラインリムーバー」では、線の一部にラインを引くだけで自動で全体を探し出して消してくれます。
- セグメントリムーバー
電線やロープなどのラインを除去できる機能です。「セグメントリムーバー」では、引いた分の線だけを探し出して消してくれます。
コピースタンプ
- ブラシ
ターゲットで指定した部分周辺をコピーして、別の場所に複製できる機能です。使い方は、コピーしたい部分をタップして丸のターゲットを移動させます。次に、複製したい場所をブラシで塗るようにしていくと、コピーしたオブジェクトが浮かび上がってきます。
地面や壁などをコピーすれば、そこに不要な物が置いてあったとしても消すことができますし、オブジェクトを複製したい時などにも活用できます。
△一例
- 消しゴム
コピースタンプで複製した不要な部分をフリーハンドで消していくことができます。
- ミラーリング
「水平」「垂直」「対角線」のいずれかに設定しておくと、コピーしたオブジェクトを別の部分に表示させる時に反転などすることができます。
まとめ
アップデートによって、以前よりも使いやすくなった印象を受けました。上手く使えれば写真の中の不要なものを取り除くことができますし、使い方も割と簡単で精度も高いです。「コピースタンプ」機能だけが使い方に慣れるのに時間を要しますが、この機能も使いこなせると、より精度の高い写真修正ができます。「これさえなければいい写真なのに…」という写真をお持ちの方は、是非このアプリで不要なオブジェクトを消してみてください!
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