Vosual
どうも、おにくちゃんです。
今回ご紹介する『Vosual』は、AIを活用した音声認識アプリです。マイクに向かって喋った言葉をテキストに変換し、文字起こししてくれます。耳の不自由な方 ・聴覚障害者と対話や接客対応する時など、筆談代わりに使えますよ！
アプリ概要
『Vosual』は文字認識アプリです。
マイクに向かって喋った言葉をAIに文字起こししてもらうことができます。文字表示エリアを回転させることができるので、スマホやタブレットの向きを変えることなく、対面にいる相手とコミュニケーションが取れます。機能がシンプルなため、スマホなどの操作に慣れていない人でも簡単に使えますよ！
初期設定
まずは、マイクなどのアクセスを許可します。
『Vosual』アプリの初回起動時に、音声認識のアクセスに関するダイアログが出てくるので、「許可」を押します。次に、「話しかける」ボタンを押すと、マイクへのアクセスに関するダイアログが出てくるので、同じように「許可」を押します。どちらも許可しないと機能が使えないので注意しましょう。
もし、間違えて「許可しない」を押してしまった場合は、iPhone・iPadの『設定』アプリを開き、「アプリ」>「Vosual」からマイクと音声認識のスイッチをオンにしておきましょう。
使い方
マイクに向かって話しかける
初期設定が完了したら、早速使ってみましょう。
画面下部にある「話しかける」ボタンを押すとマイク入力がオンに切り替わるので、その状態で端末のマイクに向かって話しかけます。あとは、AIが自動で音声を認識してテキストに変換してくれます。初期設定では、喋り終えてから1秒後に音声入力を自動終了してくれるため、終了時のボタン操作は不要です。
近接センサーを利用してマイク入力をオン
ボタンを押さずにマイク入力をオンにすることもできます。
iPhone限定の機能ですが、端末の上部に付いている近接センサーに顔を近づけてマイク入力をオンにすることもできます。iPhoneを耳に当てたり、口元に近づけるだけでマイク入力がオンになるので、「話しかける」ボタンを押さずに文字起こしできます。
ただし、近接センサーに手などが少しでも近づくとマイク入力がオンになってしまうので注意が必要です。設定から、近接センサーを利用したマイク入力をオフにすることはできます。
文字の拡大/縮小
変換された文字の大きさを変えることもできます。
文字表示エリアを二本指でピンチアウト/インすると、文字を拡大/縮小できます。文字の大きさを手軽な操作で変えられるので、自分や対話相手に見やすい形にすることが可能です。文字表示エリアからはみ出すくらい文字を大きくしても、スクロールして全体を見ることができます。
誤認識文字の訂正
変換された文字を訂正することもできます。
誤認識された文字があった場合は、文字表示エリアをタッチして文字を訂正できます。メモ帳などを使う時と同じように、カーソルを動かしたり、文字を消したりキー入力しながら訂正・加筆していきます。文字のコピー＆ペースト、選択した文字でWeb検索なども可能です。
文字表示エリアを回転
文字表示エリアを回転させることもできます。
画面右下の回転矢印アイコンを押すと、文字表示エリアを180度回転させることができます。ボタン一つで文字がひっくり返るので、iPhoneやiPadの向きを変えずに対面相手に見せられます。企業や店舗などで接客対応する時に役立つ機能です。
設定
設定もあります。
画面右上の「設定」ボタンから、「音声入力自動終了」と「近接センサー」の機能をオン/オフできます。初期設定では、どちらの機能も有効になっています。
音声入力自動終了をオフにすると、ボタンを押さないと音声入力が終わらなくなるので、時間を掛けて長い文章を文字起こししたい時に役立ちます。近接センサーを使わない・誤作動が気になるという方は、近接センサーの機能をオフにしてみてください。
まとめ
対話向けの文字認識アプリでした。マイクに向かって話した言葉をテキストに変換してくれたり、変換された文字を180度回転させられるので、耳の不自由な方 ・聴覚障害者と対話する時に役立ちます。音声認識の精度は割と高いですし、誤認識された文字は手軽に訂正できます。機能がシンプルで、機械の扱いが苦手な人でも簡単に使えますよ！
