ずんだボイス
どうも、おにくちゃんです。
今回ご紹介する『ずんだボイス』は、ずんだもんの読み上げアプリです。東北地方のマスコットキャラクター「ずんだもん」が、入力した文章を読み上げてくれます。ずんだもんと話せるAIチャット機能、ずんだもんの声で歌ってくれる作曲機能も使えますよ!
※この記事に掲載されているアプリは、記事を書いた時点での価格・情報となります。場合によっては、価格が変動・ストアから削除されている可能性がありますので、App Store・Google Playからお確かめください。
アプリ概要
『ずんだボイス』は読み上げアプリです。
入力した単語や文章を「ずんだもん」に読み上げてもらうことができます。ずんだもんは榊正宗氏が発案したキャラクターで、音声合成ソフト『VOICEVOX』にずんだもんの音源が公開されてから、人気度が上昇しました。ずんだもんに読み上げてもらうだけでなく、生成した音声を保存することもできますよ!
音声生成
まずは、基本機能の「音声生成」を使ってみましょう。
「音声生成」は、読み上げ機能のことです。入力欄に単語や文章を入れ、「生成と再生」ボタンを押すと、ずんだもんの音声で文字を読み上げてくれます。文字数制限は200字です(課金で600字に拡張)。声のスピードやトーンをスライダーバーで調整することも可能です。
スタイルも変えられます。
「スタイル」から、声の種類を選択できます。最初は、ずんだもんのパターン違いの声が数種類しか使えませんが、ガチャを回したり、課金することで新しい声を解放できます。声の種類やスピード・トーンを変えるだけで、読み上げ方が変わって面白いです。
イントネーションや長さも変更できます。
「イントネーション」「長さ」タブから、一音ずつ読み上げのイントネーションや長さを変更できます。スライダーの値を上げるほど、読み上げが高く・長くなります。読み上げのイントネーションがおかしいと感じる時、ずんだもんに歌わせたい時などに役立ちます。調整は結構難しいので、読み上げ再生を繰り返しながら変更してみてください。
辞書機能
辞書機能も使えます。
辞書機能を使うと、読み方が間違っている語句を正しい読み方に修正できたり、敢えて読ませたい読み方に変更する時などに役立ちます。「単語」と書かれた部分に語句を入力し、「読み方」と書かれた部分に読みを入力し、「追加」ボタンを押します。読みの部分には「ひらがな」や「カタカナ」で入力しましょう。
保存方法
保存することもできます。
読み上げ音声をローカルに保存することも可能です。「生成と保存」ボタンを押すと、読み上げ音声がiOSの『ファイル』アプリに保存されます。『ファイル』アプリ>「このiPhone内」>「ずんだボイス」のフォルダに保存されているので、確認してみてください。他のアプリにファイルを共有することも可能です。
生成履歴
生成履歴も確認できます。
「生成履歴」から、これまでに生成した音声の履歴をリストでチェックできます。リストをタップすれば、オフライン環境でも再生可能です。ここから音声を保存・共有したり、履歴を個別・一括で削除することもできます。
AIずんだ
AIチャット機能も付いています。
「AIずんだ」のページから、AIずんだもんとチャットできます。感じたことや質問などを打ち込むと、AIずんだもんが文字で返答してくれるだけでなく、出力された文章を読み上げてくれます。画面右上の設定ボタンから、声のスタイル・スピードを変更することも可能です。
作曲機能
作曲機能も付いています。
作曲機能を使って、ずんだもんに歌ってもらうことができます。「作曲」ページの「新規作成」ボタンから、新しいプロジェクトを作成可能です。プロジェクトは自動で保存されるので、いつでも閉じることができます。
作曲のやり方は、好きなようにメロディを並べるだけです。各音階のマスをタップすると音を置くことができ、音の長さや位置を直感的に変更できます。音の右端(黒い部分)を長押ししながらスライドさせると音の長さを変更でき、ドラッグで音の移動、タップで音を削除できます。
他にも、「+/-」ボタンを使ってマスを増やしたり減らしたり、「再生位置」と書かれた部分を移動させて途中から曲を生成することも可能です。メロディを重ねて配置することはできないので注意しましょう。
歌詞も入力できます。
「歌詞」のページから、各音に歌詞を入れることができます。歌詞を入れることで、ずんだもんに好きな歌詞で歌ってもらえます。注意点としては、一つの音に一つの発音しか入れられない、歌詞は「ひらがな」か「カタカナ」で入力する必要があります。注意事項に引っ掛かっていると、再生時にエラーが起きます。
入力欄に歌詞を入れてから「一括適応」ボタンを押すと、入力した歌詞を上からはめ込んでくれます。わざわざ一文字ずつ歌詞を入れなくて済むので、作業が楽になりますよ!
設定もあります。
画面右上の設定ボタンから、読み上げ音声のスタイル・BPM・タイトル・表記・音程数などを変更可能です。読み上げ音声のスタイルは、無課金でも全てのスタイルが使用できます。
作曲した音声を保存・共有することも可能です。「保存」ボタンを押すと、iOSの『ファイル』アプリに保存されます。保存されるディレクトリは、読み上げ音声の保存場所と同じです。
その他
その他のページもあります。
「その他」のページから、新しい声を解放できる「ずんガチャ」を回せたり、動画広告を視聴して「ずんだポイント」を獲得できます。ポイントは「ガチャ」と「AIずんだもん」で使用可能です。他にも、声のサンプル音声を聴くことができたり、使い方のページを参照することもできます。
まとめ
ずんだもんの読み上げアプリ『ずんだボイス』の使い方でした。入力した文章を読み上げてもらうだけでなく、イントネーションやスピードなどを調整したり、生成された音声を保存することもできます。AIチャット機能、作曲機能も付いているので、興味のある方は使ってみてください。どの機能も簡単・手軽に使えますよ!