ベクターアプリ
どうも、おにくちゃんです。
画像にはラスタ形式とベクタ形式があります。ラスタ形式はjpgやpngなどの画像ファイルで、ピクセルごとに色や濃淡の情報を記憶しています。それに対し、ベクタ形式は幾何図形を作成するための情報を数値や式として表現しています。ベクタ形式の画像は拡大しても劣化しないのが特徴的です。
そんなベクタ形式のアプリを使ってみましょう。ベクタ形式の画像はロゴや名刺、ポスターなどのデザインを作成する時に最適です。画像サイズを変更しても劣化することがないので、「もうちょっと画像を大きくしたい」なんて時でも手軽にサイズ変更をすることができますよ!
そこで今回は無料のおすすめベクターアプリをご紹介いたします。
※この記事に掲載されているアプリは記事を書いた時点での価格・情報となります。場合によっては価格が変動・ストアから削除されている可能性がありますのでApp Store、Google playでお確かめください。
Adobe Fresco
Adobeのベクターアプリです。
このアプリはドローイングやペインティングができるベクターアプリです。ブラシツールや塗りつぶしツールなどを使ってお絵かきすることができます。主な機能はブラシツール、消しゴムツール、塗りつぶしツール、文字入れツール、選択ツール、クリッピングマスク機能、レイヤー機能、マスク機能などがあります。
ブラシにはピクセルブラシとベクターブラシがあり、ベクターブラシで描画したものがベクター化されます。ピクセルとベクターは自動でレイヤー分けもしてくれます。ベクターをピクセルに変換したり、文字入れしたものをベクター化することも可能です。
Adobeの『Illustrator』と『Photoshop』を混ぜたような機能が使えるのが特徴的です。どの機能も直感的に使うことができ、ちょっとした落書きから本格的なお絵かきまで出来てしまいます。色が滲む水彩や油彩ブラシを使うのも面白いですよ!
Adobeのベクターアプリを使ってお絵かきをしたい人にオススメです!
★こんな人にオススメ
- ベクタ形式でお絵かきしたい人
- ベクターブラシとピクセルブラシを使いたい人
⚠こんな人には向かない
- 特になし
Adobe Capture
様々な機能が使えるデザインアプリです。
このアプリは「シェイプ機能」「パターン機能」「カラー機能」など、様々なクリエイティブ系の機能が使えるデザインアプリです。その中のシェイプ機能を使えば、すぐにベクタ形式の画像を作り出すことができます。
シェイプ機能はスマホ内に入っている画像やカメラ機能で撮った写真をアップロードするだけでベクタ形式に変換してくれる機能です。変換したデータは、他のAdobe製品やSVGファイルに対応しているアプリと共有することもできますよ!
身の回りにあるものを簡単にベクタ形式に変換できます。スマホに入っている画像やカメラで撮った写真をアップロードするだけで良いので、非常にお手軽です。身の回りのものをベクタ形式に変換して、形を変えたり色を付けるのが楽しいですよ!
画像をベクタ形式に変換したい人にオススメです!
★こんな人にオススメ
- 画像をベクタ形式に変換したい人
- 素材を作りたい人
⚠こんな人には向かない
- 特になし
コンセプト
スケッチやデザイン作成に使えるベクターアプリです。
このアプリはスケッチなどに役立つベクターアプリです。ペンツールや消しゴムツールなどを使ってスケッチをしたり、考えたデザインを表現することができます。ペンのカスタマイズや色の選択も簡単にできるので、頭の中に浮かんだアイデアをすぐに記録することが可能です。色を選ぶ時にはコピックのカラーホイールから選択できますよ!
無限のキャンバスに様々なペンツールを使って描きこむことができるので、思いついたアイデアを一つだけでなく、何個も並べて描いていくことができます。無料版では一部の機能が制限されていたり、保存できるフォーマットがJPGしかありませんが、使い勝手は非常に良いですよ!
ベクタ形式でスケッチしたりデザインを考えたい人にオススメです!
★こんな人にオススメ
- ベクタ形式でお絵かきしたい人
- スケッチしたりデザインを考えたい人
⚠こんな人には向かない
- 無料で全ての機能を使いたい人
CREATE
簡単に描画できるベクターアプリです。
このアプリは描画が簡単なベクターアプリです。シェイプや文字入れ、線などを用いてデザインを制作することができます。「シェイプ」では丸や四角、人や物などの図形をキャンバスに出して色や形を変更可能です。線ツールを使うと直線や曲線を手軽に引くことができ、文字入れ機能では好きな文字を入力して編集できます。画像をインポートすることもできますよ!
便利なツールを用いて手軽にデザインを制作することができます。図形をキャンバスに出して色や形を変更するだけでいいので、ペンツールで描くのが苦手な人でもデザイン性の高いものを表現可能です。画像もインポートできるので、ポスター作りにも良いかもしれませんね!
シェイプを使ってデザインを表現したい人にオススメです!
★こんな人にオススメ
- シェイプを使ってデザインを表現したい人
- ペンツールで表現するのが苦手な人
⚠こんな人には向かない
- 無料で全ての機能を使いたい人
Assembly
ロゴも作れるベクターアプリです。
このアプリはシェイプを組み合わせてデザインを作成できるベクターアプリです。丸や四角といった基本的な形状や、山・動物などの形状のシェイプを組み合わせてデザインを作ることができます。文字を入れることができたり、最初から色付けされてるステッカーを使用することも可能です。
他にも、オブジェクトの細かい調整もできます。例えば、透明度の変更や縁取りができたり、影を付けることもできます。文字のフォントはおしゃれな英字フォントが使用できますよ!
貼り絵のような感覚で誰でも簡単に使うことができ、用意されているシェイプの数も豊富でデザイン性も良いです。シェイプを重ねたり、色・サイズを変えるだけで様々なアートを生み出すことができます。オブジェクトが重なっている順序もボタン一つで変えられますよ!
シェイプを重ねてロゴを作りたい人にオススメです!
★こんな人にオススメ
- シェイプを使ってデザインを表現したい人
- ペンツールで表現するのが苦手な人
⚠こんな人には向かない
- 英語がどうしても受け付けない人
- 無料で全ての機能を使いたい人
Vectornator
高機能なベクターアプリです。
このアプリは便利な機能が揃っているベクターアプリです。『Illustrator』のような機能を使ってデザインを作成することができます。ペンツールや図形ツールなどを使ってキャンバスに描くとパス化され、アンカーポイントを動かせば線を簡単に修正することができます。ファイルはJPG、PNG、SVG、PDF、AIなどに書き出すことができますよ!
PC版の『Illustrator』は使うのに慣れが必要になりますが、このアプリでは直感的に操作ができるので初心者にも安心です。手軽に直線や曲線を描けたり、パスの移動や削除も簡単に行なえます。イラスト制作やデザイン制作にも使えそうですよ!
PC版イラレのようなアプリを使いたい人にオススメです!
★こんな人にオススメ
- ベクタ形式でお絵かきしたい人
- 直感的に操作したい人
- パスの修正をしたい人
⚠こんな人には向かない
- 特になし
まとめ
手軽に使えるベクターアプリでした。パソコンのベクター形式を扱うドローイングソフトなどを使うと難しい印象を受けることもありますが、アプリはとても手軽に扱えるように作られています。デザイン系のソフトを使った事がない人でも直感的に使えることでしょう。ロゴ制作やポスター制作など、様々な用途で使ってみてくださいね!